二種類の願望を引っ提げて
こんにちは、野田村悠加です。
願望、というのは努力して広げてきたように思います。
今も広げているのですが、最初は特に少なかったように思います。
大きければすごいとか、たくさん出る方がいいとか、良い悪いの世界はないのですが、どうせならたくさんある方がいい。どうせだっ たら大きな方がいい。
いや、でもそんないい車なくてもいいしな……。
そう思っていたときもありました。
願望が変わってきたというより、願望という言葉の捉え方が変わってきたような感覚です。
オフィシャルな願望
ビジョンや目標といったものを持っている人も多いと思います。
僕も目指す姿はあるので、もちろん掲げていることはあります。
僕という人を通じて。
本というツールを用いて。
今の自分が想像もつかないような未来を創り出していけるような、そんな人をたくさん増やしたい。
こんなことに携わるなんて、とか。
こんなことが面白いと感じるなんて、とか。
こんな人たちと一緒に取り組んでいけるんだとか。
思いもしなかった感情になったり、考えてもいなかった経緯を辿ったり、驚きの形になったり。
そんな豊かな彩りを人生に添えられたいなと。
そのために、自分が一番チャレンジして、やったことないことも、感じたことのない思いも、好きとか嫌いとか、得意か不得意かとか関係なく挑戦しようと思って日々過ごしています。
本で人の心を動かそうものなら、それを書く僕自身も、人の心を動かせるに値する人間になろうと。
これが公のビジョンで、成し遂げたい形の一つ。
あとは、プライベートなことも数多くあります。
プライベートな願望
工藤新一モデルの書斎がほしい。
名探偵コナンと何かしらコラボしたい。
好きな声優さんに会いたい。
自分の物語がメディア化されたい。
こうした僕の個人的な夢や願望は、それこそ数え切れないほどあります。
綺麗じゃなくても、大きくなくても、なんだっていいのです。
最初は本当に少なかったのですが、頑張って絞り出しました。
これ以上出ないと思っても、「ビジョンを描くトレーニングだと思ってやったらいいよ」と助言をいただき、確かに想像を超える未来を創るんだった、とさらに書き出した覚えがあります。
社会貢献、世のため人のため。
その力だけで邁進できる聖人君子だったらまだしも、だいだい僕のような普通の人生を歩んできた人は、そんな大それたことだけで突っ走れるほどではありません。
自分がこうしたいから。こういう想いを叶えたい、こんなことを成し遂げたいから。
そんなある意味自己中心的な感覚も必要なのです。
それが、巡り巡って誰かの人生をほんのちょっとだけ変えたり、影響を与えたり、知らず識らずのうちに願望自体が洗練されていったり、そういうものなのです。
オフィシャルとプライベート。
二種類の願望を引っ提げて、今を選択していきます。
自分一人では完結しないもの
広げていけばいくほど、一人では限界があることを感じてきました。
結局誰かとやるか、誰かの力を借りるか、誰かと創り上げていくか。
何かを成そうということはそういうことです。
誰か大切な人のつながりが必要です。
仕事のためというより、生きていくために。
だから、共に戦う仲間が必要なのです。
僕一人で成し遂げられることだけでなく、たくさんの人たちと、ダイバーシティの中で創り上げていけるように。
プライベートの願望でさえ、いろんな人と関わっていくのですから。
今から紡いでいるご縁をより大切にしていきます。