ここが人生のブルペン

ブルペンとは、野球で投手が投球練習をする場所のこと。人生にも大成するまでの準備期間のような時期があって、まるでブルペンのような場があります。まさに今、僕と同じように何かに挑戦しようとしたり、もがいたり、そんな人たちの小さな心の力づけになる。そんなブログ。

人のつながりが未来創り出していくもの

こんにちは、野田村悠加です。

大学の野球部の先輩で、生島峰至さんという方がいらっしゃいます。

名門大阪桐蔭高校出身で、同志社大学西濃運輸、と強豪校を渡り歩いていらっしゃる方です。

 

当時から懇意にしていただきました。

現役を引退されてからは、野球スクールやオンラインサロンを運営されているようです。

生島峰至 Instagram

個人的にもとてもお世話になった方でしたので、今回ご紹介させていただきながらも、やっぱり同志が集まる時代になってきているんだなと感じたので、そういった部分を書いていきます。

生島峰至さんの野球観

大学で野球をたくさん教えていただきました。

野球観というのは本当に人それぞれで、僕も大学までやっていろんな影響を受けてきました。

どのスポーツでも同じかもしれませんが、思っているよりもずっと深く、ずっと広く、僕もまだまだ知らないことが多いです。

 

さて、僕自身もそんな野球から離れて数年。

生島さんからLINEが届きます。

「登録するように!」

なんともシンプルな一言でした。

その後に続けてYouTubeのURLが送られてきます。

最初はYouTubeチャンネルを始められていました。

www.youtube.com

ここでお話されていることが、僕はすごく素敵だと感じました。

 

「野球は人をつなぐスポーツ」

 

そうおっしゃっていました。

野球は、サッカーやラグビー、バレーボール、その他スポーツのようにボールが点数になります。
ゴールに入って一点。地上に落ちて一点。

ただ、野球は違う。
人がホームベースを踏まないと一点にならない、と。

人をホームベースに返すために打線をつなげていく。

最終的に人を迎え入れることで得点になるのが野球というスポーツだと。

そうおっしゃっていました。

 

ご自身も野球を通して多くのつながりが紡がれていったとお話されています。

僕も野球のそういった部分が好きなんだなぁ、と改めて思い直した機会になりました。

 

そんな素敵な野球というスポーツの普及を目指して。

多くの運営を手掛けられています。

人のつながりの先に、同志が集まる世界が創られる

オンラインサロン、というのがあります。

一般的にどう認知されているのかわかりませんが、しっかり勉強すればなるほどと納得する部分ばかりだと思います。

オンラインだから、目に見えないから、それだけでよくわからないと思っているのは非常にもったいなくて、もう少しマクロに捉えると、すべてのコミュニティは同じようなつながり方をしているのではないかと思っています。

 

さて、生島さんも野球に関するオンラインサロンを運営されています。

野球スクールも、みるみる受講生が増えてInstagramのフォロワーも1.4万人と、右肩上がりで拡張されています。

Instagramでは、主にこういった動画を投稿されています。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by 生島峰至 32歳(TAKASHI-KUN) (@baseball_online_salon)

www.instagram.com

この人だから、というそれこそ人のつながりで仕事を依頼されていく。

人のつながりが仕事に変わり、集まりに変わり、気づけば同志が募っている図になる。

 

そういう世界はそう遠くないのではと思うのです。

 

クラウドファンディング「CAMPFIRE」やオンラインストア「BASE」の創業に携わった有名な起業家の家入一真氏も、そうした人のつながりから始まる「小さな経済圏」についてよくお話されています。

www.coindeskjapan.com

「個人や地域レベルで小さなつながりを持ち、支え合っているコミュニティ」を「小さな経済圏」と呼んでいる。

大手などすべてがそうなっていくわけではないとは思いますが、基本的にはそういった人のつながりが経済につながる、その各々のつながりを経済圏と表現して、それを構築していくのが大事だと説かれています。

 

情報に溢れかえり、物に不自由しない今の時代だからこそ、人と人とのつながりと、その先にできあがる仕事や働き方こそが、重要視されてくるようにも感じます。

その走りの一つが、オンラインサロンやクラウドファンディング

 

今のつながりが、5年後10年後に大きく作用するかもしれません。

どんなきっかけがあって、どんな機会があるかわかりません。

その大事な一つのつながりが、今は細くとも、将来どう紡がれていくでしょうか。何を創り出していくのでしょうか。

 

その楽しみを胸に、大切なつながりを紡ぎ続けていきます。

「パラレルワーク」同時並行で人生を加速させる働き方

こんにちは、野田村悠加です。

パラレルワークという働き方をご存知でしょうか。

 

「副業」という馴染みのある言葉とは少しニュアンスが違うようです。

「複業」

どれかがサブではなく、全部並行(パラレル)で仕事をすること。

感覚としてはすべてが本業、といった感じです。

 

僕は、今のところ僕自身の状態を示すのに最も適切な言葉だと思っています。

f:id:bull-pen:20211104210503j:plain

すべてが本業で、すべてが自分の今後につながる

複数の役割や活動、仕事のどれもが本業だと認識することで、「複業」という概念になります。そういった働き方が存在するというより、そういう働き方として捉えるというイメージです。

要は捉え方次第。自分がそうだと思って取り組んでいるだけです。

 

僕の場合、まず会社の仕事があります。
あとご縁で電子書籍も出した作家でもあります。
ライターのように、こうしてブログを書く機会もいくつかあります。
将来に向けて、経営や起業の勉強もしています。
事業の立ち上げをプロジェクト単位でいくつか携わらせていただいています。
そして、人しての魅力をたくさんの人と関わることで磨き続けています。

 

すべて本業です。

優先順位は自分の中ではもちろん決まっていますが、すべて本業と思って取り組んでいます。

すべてが自分の今後につながる仕事なのです。

 

いろいろと学んでいることだけでなく、ライティングを通してブランディングを学ぶことも、直接携わらせていただくことも、すべて自分の将来の姿に紐付いている。

これは確かに、同時並行で物事を走らせているなと思います。

頭パンクしそうですが、想像以上に面白くて、魅力ある世界です。

f:id:bull-pen:20211104210122j:plain

想像を超えることに取り組む可能性

パラレルワークでは、すべてのやっていることでお金をもらうとは限りません。

 

将来の自分への投資という視点です。

様々な分野に取り組んだり、勉強したり、お金を出したりして、今後の自分の人生の加速や、可能性の拡張につなげる仕事をするのです。

 

学校ですら、お金払ってから学びにいくのですから。

仕事も同じ感覚だと思ってます。

お金をもらうのではなく、仕事にはお金がかかるのです。

そういう感覚を持つのは、本当に大切だと思います。

 

あと、いろいろできるのは素直に面白いですね。

新しいことを知ること。やってみてわかること、感じること。

 

すべてが自分の糧で、自分だけの思いや経験で、自分の大切な思い出になります。

 

やったこともない、向いているかもわからない、そんなことにチャレンジしてみると、案外後々ハマったりすることもあります。

ときにはそんな自分の可能性を広げる機会もあるでしょう。

思いもよらなかったことに携わることもあるでしょう。

 

「想像を超える未来を創造し続けること」

 

僕のビジョンです。

そんな世界をたくさんの人と創り上げたい。

 

自由でいいのです。

生き方も、働き方も、考え方も、自由でいい。

ただ結果には原因があって、成功には原則があるから、それは素直に学び行動して。

 

その先に、今の自分では想像もしていなかったようなことを、想像もできないような想いで取り組んでいるかもしれません。

 

その可能性を、少しでも多くの人と共有していきたい。

僕もよりステージを上げて、できること、挑戦すること、まだまだ増やしていきます。

世界を広げることに何の意味があるのか

こんにちは、野田村悠加です。

いろいろ考えた結果、まず自分がいろいろチャレンジしてできることを広げていく、選択肢を増やそうとすることが大事だと気づきました。

 

まあ、一般論としてそりゃそうなのです。

それが特に僕にとって、どういう意味を為しているのか。

本を書く自分の最も自由な姿に近づくために、新しいことにチャレンジすることや選択肢を広げることは何の意味があるのか。

 

じっくり考えました。

結局は、自分の理由で突き進んでいるかということが大事なのです。

f:id:bull-pen:20211102002941j:plain

 

新しいチャレンジは単にネタが増えるじゃんって

人生ネタづくりだというお話を聞いたことがあります。

面白いこと、楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、つらいこと、 悔しかったこと……様々な出来事によって、僕たちは感情が揺れ動 きます。


そのすべては自分の人生のネタで、自分だけのものなのです。

 

経験したことが書けるし、伝えられる。
何かにいい影響を与えようと思ったら、やっぱり経験が豊富というのはとても重要な魅力の基になります。
知識が豊富とは、まるで天と地ほども違います。


今までやったことない経験も、想像もしていなかった挑戦も、やってみれば意外とやってみてよかったな、と思うこともあるかもしれ ません。

 

人生を一つの物語と例えるならば、何もなかったお話よりは、ネタ満載のお話の方が面白いはずです。

 

そのために、大きく変えていくことの一つに、自分の周りの人やどんな場にいるか、という周りの環境が挙げられます。

何をやればいいか、以上に大きな変化があるでしょう。

 

人生のネタを多く運んでくれるのは、何かの仕事やスキルではなく 、人なのです。
人との関わりから、少しずつ彩られていくのです。

f:id:bull-pen:20211102004802j:plain

 

選択肢を増やすということは自分の感覚値を広げること

やりたいからやる、という選択は減ってきたかもしれません。
それをやってみた先になにがあるのか、やったらどんな感覚が得られるのか、この経験の広がりの代償で、初めてのチャレンジや勇気 を振り絞る、みたいなことをやっているのです。

 

未来どんな経験をするのか、その広がりの可能性は自分一人の判断や選択だけでは限界があるかもしれません。

聞いたこともないような、見たこともないような、考えたこともないような世界のことを知って、一歩踏み出してみる。

 

その今後の選択肢を増やせるような生き方を選択しています。
一つのところに留まらず、一つのことに特化せず。
良いか悪いかは別として、僕はスペシャリストではなくジェネラリストのような生き方をする。


自分の選択肢が広がるかなと思って。

選択肢が広がるということは、選べる経験が増えて、自分の感覚の幅が広がります。
こんなことするなんて思ってもいなかったような仕事にも、携わらせていただいていたりもします。
勉強すると思っていなかったようなことを学ぶ機会もあります。

 

そういった自ら想像もしていなかったような経験から、自分の感覚値は拡張していきます。

 

届られることを最大化させるために。

今日も挑戦の日々を過ごします。

 

結局やっていることは地味な、地道な、小さな作業だったり

こんにちは、野田村悠加です。

本を書く前に自由になっちゃえばいいじゃん、と思い立っていろいろ学ぶことにした僕でしたが、結果的に先に電子書籍が出ることになりました。

 

順番が違ったような気もしますが、僕が本当に求めている姿は、本を出した自分ではなく、本をいつでも書ける自分、なのです。

あと電子よりは、店頭に並べたい。

 

とはいっても、何もしなくても電子書籍が出たわけではないので、今日はそんな偶然の出来事のお話を。

ほんとに人生、何が起こるかわからんなぁ、と痛感しました。

f:id:bull-pen:20211031023810p:plain

最初は「ケータイ小説」から書き始めた

ケータイ小説というのが、僕が中学生の頃から流行り始めました。
ちょうど電車通学の時間をどう使おうか考えていた頃です。

中学二年生の頃から、最初は電車の暇つぶしのつもりで書き始めて、閲覧数が増えることが面白くて継続してしまった、といった別に目的も夢もなかったところからのスタートでした。

 

当時は中二病をこじらしていたのか、超能力とかファンタジーとか、当時読んでいた児童書ファンタジーに影響されて自分で自分の架空の世界を作り込んでいました。

どんな大陸なのか、どこに街があって、どんな都市で、誰がいて、何が起こるのか。

妄想に留まらず、創り出そうとしました。

 

そして高校三年生の頃に完結した作品が、自分の中で最も面白くできたな、という作品でした。

その閲覧数が5万や6万を超えたので、面白さと数字が直結していて「これは面白いかもしれない」と思った最初の出来事でした。

 

さてここから加速するのかと思いきやそうではなく、書いてもこの頃の作品を越えられない、みたいな感覚が続きます。
自分史上最高傑作は、それから4年間生まれませんでした。

自身最高傑作をいかに更新できるか

先の記事にも記載しましたが、大学二年生で出会った一冊の本をきっかけに、面白いだけじゃなくてこれを届けられる人になろうと思うようになりました。

結果、ケータイ小説から、出版社の新人賞に投稿を始めます。

 

ただ、そんなにうまくいきません。
書けども書けども、なんだか高校三年生時に完結した作品には及ばず、別に文章が下手になっているわけではないのに、なんとなくその頃の自分の心にハマる物語が展開できていませんでした。

短編にも挑戦してみました。

初心に返って長編ファンタジーもやってみたりしました。

ただ、なんだかしっくりこない。

 

大学の体育会硬式野球部で活動していた頃です。

世の中のどこに、体育会の硬式野球部で本を書こうとしている人がいるのだろう、と思いながら続けていました。我ながらなかなかいない人種だろうなと感じていましてた。

どうにもならない頃に、ふと後輩が試合で頑張っている姿を見て、これだ、と急に感じた瞬間がありました。

 

あの試合は今でも覚えています。

新人戦なのに学生コーチとして手伝いでベンチ入りした、大学四年生の6月の試合。

野球のことを書こう。

結末も、展開も、プロットなんかも何もなく書き始めた物語。

 

最終的に体裁はいろいろ整えたりしたけれど、無事卒業する頃には完結しました。

 

それが、昨年2020年10月に電子書籍化に至った作品『小夏のブルペン』なのです。

sutekistore.theshop.jp

結局運とか縁とかそういう先にあるけれど

2020年の3月末、小説家中村航さんが小説投稿サイト「ステキブンゲイ」を立ち上げられました。

sutekibungei.com

 

ライトノベルではなく一般小説に特化したサイトにする、というコンセプトに惹かれて、ひとまず応援で投稿しようと思い立ちました。

ただ、社会人も6年目。学ぶと決めてチャレンジもし始めていましたので、なかなか今新作を創り出すということには取り組んでいない。

 

ということで、過去作をコピペすることにしました。

どうせコピーして貼り付けるなら、自分史上最高傑作を。

ということで、今の感性で簡単にリライトしつつ、当時創った『小夏のブルペン』を少しだけ改良して投稿し始めました。

 

そこがきっかけだったのです。
まさか、電子書籍化の依頼が来るなんて。

思いもよりませんでした。ただ、継続してよかったな、とは思うのです。

 

大事なのは、何でも一緒なのかもしれません。

結局、その時の運とか、めぐり合わせの縁とか、再現しようのないことも正直あります。

 

ただ、土俵に立つことは実行しました。
投稿サイトに投稿する、ということをしなければこの話はそもそもありません。
まずチャレンジすること。これは当たり前のようですが、全ての物事が動き出す大前提。

そして、継続すること。
続けて初めて手にすることばかりなのですから。
途中で辞めたら、何にもなりませんよね。

 

運とか縁とかそういう先に結果はあるように見えるけれど、特別なことはなくて、結局やっていることは地味な、地道な、小さな作業だったりします。

 

全てに一貫していますよね。
僕も電子書籍だけでなく、経営、生き方、あらゆることに反映させていきます。

矢内綾乃さんの“経営者”という生き方を知った日

こんにちは、野田村悠加です。

人生どこへ進めば良いのか暗中模索だった僕に、一筋の光が見えてきたお話です。

 

学生の頃の先輩のご縁で、たくさんの方につないでいただきます。

いろんなお話をさせていただきました。

僕の経験や思いや意見、考えて、話しました。

 

話すと人それぞれいろんな回答がきます。

生きてきた人生が違うのだから、当たり前です。

 

さて、そんな中でも特に影響を受けた方がいます。

人生の選択肢が、ぱっと広がったように感じました。

それは僕の持つ夢のような目標のような、使命のようなものにもつながっているな、と当時思いました。

f:id:bull-pen:20211026132529j:plain

経営者・矢内綾乃さんとの出会い

経営、というのは全くの無知でした。

経営したいと思ったことも一度もありません。

 

所詮は別世界の人たちの話、と思ってました。

ただそれは、シンプルに出会ったことがなかったからです。

願望は知識といいます。

知れば、広がるのです。

 

僕は経営について知ったというより、一人の経営者の方との出会いを通じてその価値観や考え方、生き方を知りました。

 

矢内綾乃さんという方です。

yanaiayano.com

 

二児の母でありながら、小売業、飲食店、スポーツ事業、人材育成なと様々な事業を立ち上げ経営されています。

旅行も大好きな方で、なんと「宇宙に行ったよ」と成層圏の映像を見させていただいたこともあります。

 

他にもnoteでそのご経験や考え方を記されていて、僕も定期的に読ませていただいています。

note.com

 

先輩を通じて初めてお会いさせていただいたとき、本を書きたいという夢はあるけれど、という話をさせていただきました。

すると、じっくり話を聴かれていた後、はっきりとこうおっしゃいました。

 

「努力することは大事だけれど、努力の方向性はもっと大事だよ」

 

どういうことかと思いました。

日々、一生懸命頑張っている。

仕事も必死にやっているし、たまーに本も書いている。

 

努力の方向性。

元々は僕と同じ会社員のところから大変化されてきた方です。

短い時間でしたが、いろんなお話を伺いました。

 

努力の方向性という視点

矢内さんは、僕と同じ会社員のところから大激変させてきたとお話いただきました。

 

同じように、何かしら変化させていければいいなと素直に思いました。

僕自身に当てはめると、本を書くにしても、いろんな経験ができる状態と、時間にも、お金にも余裕がある状態をつくってから、書きたいことを書く。

そんな人生は、きっと幸せだろうなと、素直に思いました。

 

経験したことしか書けないと思っています。

その経験が、仕事や、自分でできる範囲の世界よりもずっと広いところまで行き着けるのなら。

チャレンジしない手はないなと思いました。

 

成功につながる道は世の中多く存在します。

ただ時間を得たいのか、お金を得たいのか、そりゃもちろんそうですが、それらを得た先にも結局人生は続きます。

 

頑張ることを大切にしていましたが、その行く先はどこなんでしょう。何者に辿り着くのでしょう。

努力の先に待っているもの、待っている未来をリアルに想像したとき。

努力することに加え、その方向性という視点も大切にした方がいいのかもしれません。

 

そう気づいた僕は、この道で行くぞ、という思いを固めます。

こういう働き方、生き方をするぞ、と。

 

偶然の人のつながりやご縁の先に、今後の仕事や生き方が見つかるのは面白いなと感じました。

 

成功を英語で「succeed」といいます。

「継ぐ」や「受け継ぐ」といった意味もあります。

成功は、きっとこうした人のご縁で受け継がれていくのかもしれませんね。

f:id:bull-pen:20211026133043j:plain

 

価値観考え方、そして生き方

僕が人生で考えたこともないことを時折おっしゃっていて、やっぱり僕とは住む世界が違う人だなと感じていました。

 

ただ、価値観や考え方の違いがあるからこそ、そこを変えてきたともおっしゃっていました。

 

願望は磨いて広げるものだということ。

仲間と共に成長し、人の可能性を信じきること。

何をやるか以上に、誰とやるかが大切なこと。

自分のこだわりを手放して素直に学ぶこと。

欲しいものに対して健全な負荷をかけること。

全ての出来事は自分が元で起こっていること。

長期的に人生を捉えること。

 

働き方を探っていたら、生き方が見つかりました。

面白いかもしれないな、と思う生き方をしている人を実際に見て、本や聞いた話が一気に現実味を帯びてきました。

 

努力は大事。

でも、努力の方向性はもっと大事。

 

そこから僕の学びが始まりました。

どこへつながっているかの確信は正直なかったけれど、ただ今を変える一歩を踏み出したのは間違いありませんでした。

 

本を書く、だけでない世界を、生き方を、人間を目指そうと決めた日のことは、今でも鮮明に覚えています。

今手放したら次はいつこういった方々に出会えるか分からないので、僕にとって大きな一つのチャレンジでした。

 

今も思い返します。

あの頃のようなチャレンジを、今も毎日しているだろうか。

自戒ですね。

初心忘るべからずで、日々精進と挑戦を続けます。

本を出したら人生終わりではなかった

こんにちは、野田村悠加です。

本を出したら人生終わり。

なんてことはないですよね。

 

何を当たり前なことを、と思いますが、当時はそんな至極当然のことにはっきりと気がつきました。

 

人生で目指していたものや目標としていたものは、些か「やること」に焦点を当てすぎていたのです。

到達点をゴールにしていたのです。

何かになること。何かを達成すること。何かを手に入れること。

 

本を書きたい。

それも立派な夢でした。

僕の人生において、必ず成し遂げることです。

 

ただ、夢はその一つなのかと問われると。

本当にその一つだけで人生が終わってもいいのかと。

本を出したら死ぬのかと。

そんなことはありませんでした。

その先も僕の人生は続きます。

 

むしろ、そこからがスタートなような気もしました。

f:id:bull-pen:20211026070829j:plain

 

人生100年時代と言われて久しいけれど

100歳まで生きるとしたら、あと約70年後です。

2091年の医療技術が、果たして100歳で死なせてくれるのでしょうか。

 

幸い日本という国に生まれた以上、何か不慮の出来事が起こらない限り生き続けます。

その未来を想像したことがありますか?

30歳とか、40歳とか、それぐらいまでしかイメージしていないのではないでしょうか。

僕はそうでした。

40歳どころか、5年後もまともにイメージしていませんでした。

 

老後の方が勤労人生より長いのです。

60歳はどんな生活をして、どれだけ収入を得て、誰と共にいるでしょうか。

どこまで生きるのか、本当に、想像しているでしょうか。

 

このままの自分ではないことだけはわかっていた

とはいっても、そんなに鮮明にイメージできません。

だって今までやってこなかったし。

会社の仕事をどうするか、どうやったら売上が上がるのか、ぐらいしか考えなかったし。

 

どうすればいいのか、正直何もわかりませんでした。

本を書く時間も満足に取れていない。

しかも、この先はより時間がなくなりそうだ。

本を書いたとしても、まだ人生は倍以上続いていく。

 

不満が大きいわけではありませんでした。

会社の人もいい人たちばかりでした。

仕事が面白くないわけではありません。

 

ただ、このままではないような。

この先40年、このままの自分ではないような、それだけはなんとなく感じていました。

 

そう考えていた頃です。

きっかけが訪れます。

今となっては、訪れたのか、引き寄せたのか。

その真実はわかりませんが。

 

すべての変化にはきっかけがある

価値観や考え方、知識には突然変異は存在しないので、すべてにおいて何かしらのきっかけとなることがあります。

人に出会った。本を読んだ。映画で観た。体感した。

 

そんなきっかけのさらにきっかけを紡いでくれたのは、中学生の野球部時代の先輩でした。

一貫校だったので中学高校と一緒の野球部でしたが、大学は一度も会わず、東京で再会したのが僕の社会人二年目の秋。

 

この辺りから、たくさんの人と出会う機会が増え、たくさんの人の歩んできた人生を知り、呼応するように自分の今後の人生を考えることが増えました。

そりゃ、影響受けますよね。

 

考えたことある?と訊かれて、ないと答えた僕の脳内では、考えたほうがいいな、と同時に思いが走っていました。

 

本を書いたら人生終わるわけではない僕に、今どんな道があるのか。どんな選択肢があるのか。

 

当時の僕は、とにかく「変わりたかった」んだと思います。

 

そして、先輩から紡がれたご縁が、僕を変える大きなきっかけを運んでくれます。

中村航さんの本で見つけたのは、夢なのか、目標なのか

こんにちは、野田村悠加です。

本を出したいなとぼんやり思い始めたのは、大学二年生の頃でした。

あまりに衝撃的で、優しくて、大好きな小説。

その一冊の本との出会いから、書くことが趣味や暇つぶしからレベルアップしたのを覚えています。

 

夢のような、目標のような、ある種の使命のような。

 

僕にとって本を出すという未来の確定事項は、今やそんな大仰な立ち位置になっています。

 

同じような想いや感情を世の中に放ちたくなった

児童書ファンタジーから文庫本の小説、営業の本、生き方や考え方の自己啓発、多くの本から感動を与えてきてもらいました。

 

本の向こう側に広がる世界は自分だけのもので、言葉から連想される妄想は自分の脳内だけに存在していて。

まったく自分にはない考え方に感銘を受け、仕事でのチャレンジにつながり。

 

文字を紡ぐだけで、こんなにも人の心を揺さぶれるのか、と感じてきました。

文字が文章になり、表現という武器を携えて物語と化していく。

 

自分で感じた感動が、自分だけのものになるのがもったいない気がして、妄想好きが重なり最初はケータイ小説を書き始めました。

閲覧数が増えるたびに、ああ世界にほんの小さな跡を残している、という感覚を覚えました。

誰が読んだかわからないけれど、読んだ事実は消えない。記憶の端っこにあるかもしれないけれど、そのときその瞬間、僕の紡ぐ文字を目で追っていたことは確実で。

 

それで、自分が感じてきたような感動を覚えてくれたら、面白いだろうなと。

最初はそのような思いだけでした。

きっかけは、何度か書いていますがとある一人の小説家です。

f:id:bull-pen:20211021222154j:plain

※初めてもらったサイン。

世界の見方が変わった小説家・中村航さん

『あのとき始まったことのすべて』という作品を読んだとき、世界をこんな風に見ているのか、この人の目には世の中はこう映っているのか、こうやって表現すると目の前にあるように日常を感じ取れるのか、などたくさんの想いが交錯しました。

よかった、感動した、を超えて「なりたい」と思ったきっかけの一冊です。

 

それから中村航さんの本を読み漁ります。

処女作は、『リレキショ』という本でした。

 

理系の大学出身で、エンジニアとして働いていたといいます。

29歳のときに転身して、31歳でデビューされています。

下記はご本人のオフィシャルサイトのプロフィールから抜粋。

2002年『リレキショ』にて第39回文藝賞を受賞しデビュー。続く『夏休み』、『ぐるぐるまわるすべり台』は芥川賞候補となる。ベストセラーとなった『100回泣くこと』ほか、『デビクロくんの恋と魔法』、『トリガール!』等、映像化作品多数。

www.nakamurakou.com

 

また、小説以外にも精力的に活動されています。

アプリゲームがユーザー数全世界2000万人を突破したメディアミックスプロジェクト『BanG Dream!』のストーリー原案・作詞等幅広く手掛けており、若者への影響力も大きい。

bang-dream.com

 

また、2020年3月には小説投稿サイト「ステキブンゲイ」を立ち上げられました。

ちなみに僕の電子書籍は、ここに投稿したことから始まりました。

sutekibungei.com

 

他にも多数プロジェクトを立ち上げては取り組んでいらっしゃって、小説に留まらない活動も注目されている小説家です。

 

独学ですが僕の文章もめちゃくちゃ影響受けています。

本当に好きなんです。その表現と、広がる世界が。

f:id:bull-pen:20211021222159j:plain

※二回目のイベントでもらったサイン。

僕にとっては夢なのか、目標なのか

さて、そんな小説の師とも呼べるような中村航さんですが、僕は僕にしか書けないこともあると思っています。

理系でエンジニアのことはわからないけれど、大学まで硬式野球部で活動してきて小説書くぞ、みたいな人間もなかなかいないと思っています。

東京に出てきて、たくさんの人と世界に出会い、人生を変えようと動いているこの経験も僕だけのものです。

 

その想いや経験や可能性を、伝えていきたい。

本を出したいのは、自分だけで完結したくないからです。

 

手に届かない人にも、声が届かない人にも、本だったら届く。

 

大きく人生変えられることができるんだよとか、この世界って思っている以上に面白いことで溢れかえっているんだよとか、そんなきっかけを届けたくて。

 

仕事をしているうちに、より色濃く考えるようになりました。

日々はいつの間にか過ぎて、気づけば次の季節が来ている。

 

本を書くことは、夢なのだろうか。目標、なのだろうか。

 

そう考えていた頃に、新しい道が僕の目の前に現れました。

あと、夢とかそういった考え方や捉え方も、僕の中で変化を迎えます。